『サルトルとボーヴォワール 哲学と愛』

原題:Les Amants du Flore(フロールの恋人)
2006年/フランス/105分

1929年、ソルボンヌ大学でジャン=ポール・サルトルとシモーヌ・ド・ボーヴォワールは出会った。互いに引かれていくなかで、サルトルはボーヴォワールに、自由恋愛を容認する”契約結婚”を申し出る。当時の女性の地位に疑問を感じていたボーヴォワールは、サルトルの提案に疑問を感じながらも、小市民的でありたくないという思いから、受け入れることに。けれど、それは彼女の苦悩の始まりでもあった。

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珍しくフランス映画を見ました。
どちらかといえば、ボーヴォワールがメインでした。主に彼女の葛藤が描かれており、画面でも彼女のきりっとした眼差しが印象的でした。
サルトルの求める強さを持っている自分を、自分もまた求めている、それに応えられない自分など、自分が軽蔑している小市民にすぎない-彼女の中にはそんな思いがあったような気がします。
彼女に結婚を迫ったオルグレンが、彼女に言います。「彼(サルトル)は僕のようには君を愛せない。」
けれど、これは同時に次のことも意味しています。すなわち、「誰もサルトルのようにはボーヴォワールを愛せない」。彼女の頭にはすぐにこの言葉がよぎったはずです。そして、オルグレンが与えようとしている「普通」の関係にどっぷりはまってしまいたい気持ちに時に駆られながらも、結局サルトルから離れることができなかったのは、この思いがあったからだったのではないかと思いました。
きりりと常に背筋を伸ばして生きた彼女の姿を見て、見ている側もしゃきっとさせられました。良い映画だったと思います。





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