オンライン授業

この4月から大学生になった姪っ子。
授業はもちろん、すべてオンラインで、クラスメートには一度も会ったことがなければ、サークル勧誘をうけたこともない。
そのため、先輩から履修のコツを教えてもらうこともなく、クラスメートと情報交換したり、学食でだべったりすることもできずに、黙々と家でオンライン授業をうけている。1年生だから、一般教養など、大人数の講義授業が多いはずだが、さすがに先生たちも90分、オンラインでしゃべりつづけるわけにもいかず、簡単な説明のあと、課題(レポート)をかす、というパターンが多いらしい。そのため、授業→課題、授業→課題、の毎日だという。
レポートかぁ。高校でOKとされてきたものと、大学の先生たちが求めるレポートではかなり質が変わってくることに加え、大学の先生たちが大勢のレポートをきちんと見て、指導できているとも思えないから、これは1年生にとってはきちんとした学びになっていないのではないだろうか。

また、姪っ子は第二外国語でドイツ語を選択しているが、語学の授業にも関わらず、オンライン授業すら行われていないらしい。補助プリントがメールで送られてきて、ほぼ独学で勉強しているという。もちろん、生の発音は聞いたことがない。つまり、紙と文字だけによる理論学習だ。対面授業をしていても、特に第二外国語だと、授業をうけているだけでは使えるほどに上達できるわけでもないし、2年間、週に1-2回の授業ではたいてい基本文法を一通りやったらおしまいで、教養以上のものにはならない。それはわかっているが、それでも対面だったら、発音の難しさ・新しさや、あいさつのフレーズを覚えて使ってみる楽しさ、先生のこぼれ話(ドイツでの実体験、ドイツ語を学ぼうと思ったきっかけとか、失敗談・成功談、自分の専門分野など)でへぇ~と思うことがあったりして、それが意外とゼミのテーマにつながっていったりする可能性だってある。そういうものが、すべて端折られている授業、なんて残念でしかない。

あまりに気の毒なので、Zoomで簡単な授業(?)をした。細かい質問に答えるだけだが、正しく理解できているのかどうかわからなくて不安だったことが解消されただけでも、すっきりしたのではないだろうか。

オンラインでの語学の授業なんて、先生たちも初体験だろうし、気の毒ではある。でも、ドイツ語をやってみよう!と思った学生たちがモチベーションを保てるような工夫を、もっとできないものだろうか。

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