「ごめんなさい」

子どもは謝るのが難しい。
同様に、親は子どもに、謝るように、としつけることも難しい。
例えば、友だちとおもちゃの取り合いになり、たたき合いになって、どっちかが泣いた場合、どうしても泣いたほうが「勝ち」になってしまう時がある。経緯を見てても見てなくても、親は、「泣かせた」「泣くほどに痛かった」、つまり泣かせたほうがより悪い、と思うからだ。
でも、本当のところ、それが正しいのかはよくわからない。痛みの感じ方は子どもによって違うし、泣くことに関しても、すぐに泣く子もいれば泣かない子もいる。わかっていて、泣きまねをする子なんかも時々いる。
もちろん、一方的にたたいた、という場合には「叩いちゃいけません」と同時に「ごめんなさいは?」としつけることになる。でも、たたき合いでどっちもたたいてたでしょ、という場合は、お友だちを叩いちゃダメ、嫌だったら嫌って口でいいなさい、とは言っても、必ず泣いたほうに「ごめんなさい」を言わなくてはならない、というのは本当はおかしいと思っている。それでも、相手の親の手前、「ごめんなさいは?」と言ってみたりする、ということがある。そういう場合は確かに子どもも謝れないだろう。
それでも、仲直りという意味で、「あいあい(ドイツ語でなでなでの意味)は?」といって、たたいたところをなでさせる。それが「ごめんね」の代わりになる。この「あいあい」は、「ごめんね」が言えない子でも、なんとかできることが多い。
さて、うちの子はというと、これまでに、私が虐待を疑われそうなくらいの勢いでものすごく怒った時に、「ごめんなさいでしょ!!!!!」と言ったら、ギャン泣きしながら謝ったことがあった。よっぽど怖かったのだろう。その後はなかなか言えていなかったが、今日、また私が怒って、ちょっとキレ気味に「ごめんなさいでしょ!」と言ったら、さらっと「ごめんなさい」と微妙に笑みを浮かべながら言った。あれ?簡単に謝った。なんだろう、これは。成長か?!でも、なんだか、謝ればことが収まる、という日本的な感覚を身につけちゃったとしたら、嫌だな、、、。考えすぎ???

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