ドイツの不妊治療2

化学流産と初期流産の後、しばらくタイミング法で妊活をしたが、妊娠できなかった。そこで、いわゆる不妊治療クリニックに行ってみた。私たちの場合、問題は私の加齢のみのはずだったが、この加齢というのが一番やっかいだ。実際、生理が変わってきたことー期間が短くなり、量が減ってきたーも、気になっていた。ずいぶん前に、子宮がすーっと軽くなるような感覚を覚えたことを思いだしたりして、あのときのあれは、子宮が力を失っていくときの感覚だったのではないか、とさみしい気持ちになったりもした。例えばホルモン剤を打つなどで、少しでも加齢対策ができないか、そんな思いでクリニックに行ってみた。
まずはひととおり、検査をしてもらい、妊娠可能なのかどうかを見てもらった。夫には全く問題がなく、私もホルモンの値も問題なく、妊娠するという意味では40歳だといわれた。つまり、いわゆる治療は必要がなく、引き続き自然妊娠を狙うか、一気に体外受精をするか、どちらかだろう、ということだった。
体外受精、、、興味がないわけではなかったが、1回約50万円ほどかかるうえに、年齢的に全額自己負担。1回限りと決めてやってみてもよかったが、不妊治療はやめどきがわからなく、とよく聞くし、その深みにはまるのが怖いという思いもあった。結局、思い切ることができず、引き続き自然に頑張ってみよう、ということになった。

しかし、その後も妊娠することはなかった。これはもう加齢で無理なのだ、と思ったが、本当にあきらめる前に、できることを全部やっておきたかった。後で、あの時やっておけば、と後悔するのも嫌だった。だから、1回限りと決めて、体外受精をしてみることにした
先に言っておくと、1回限りと決めたくせに、結局、私たちは3回やった。これが相場なんだろう、と思う。だって、あきらめたら、可能性はゼロになってしまうのだから。あきらめないうちは1%でも可能性はある。そうして、その魔法のせいで、お金が続く限りつづけてしまう。やめられなくなるのだ。
私たちには、財政的な限界もあったし、年齢という限界が目の前にあったから、3回で終わらせることができた。若かったら、財政的には無理をしても、あと数回やっていたことだろう。年齢だけはどうにもならない。わかっていたことだったが、本当に思い知らされた。

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