『ナンネル・モーツァルト 哀しみの旅路』

原題:Nannerl, la sœur de Mozart
2010年/フランス/120分

天才作曲家ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの姉ナンネル。自身も音楽の才能に恵まれながら、「女には難しすぎる」という時代や、唯一その能力を認めてくれた人との恋-一度は作曲を通してその人との距離が縮まったかに思えたにも関わらず-が悲しい結末を迎えたことにより、音を作ることをあきらめてしまう。そんな彼女の哀しい伝記映画である。

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そりゃあ、フランス映画なので当たり前なのですが、やっぱりドイツ語でやってほしかった・・・。言葉って大事だと思うんだけどな。

さて、天才を弟に持った悲劇・・・ですよね。才能の種類か時代が違っていれば、まったく別の人生が待っていたはずの彼女。しかも、同じ破局でも、あんな形での終わり方でなければ、恋をきっかけにさらに音楽活動に専念したかもしれない・・・と思うと本当に残念だったと思います。
ただ、一方で、それは彼女だけに限らず、いつの世も誰にでも起こりうることだろうなぁと思ったりもします。ほんのちょっとのボタンの掛け違い、または些細なことの積み重ねが大きな何かを失わせもするし、得させもする-それは誰にでも、いつでも起こっていて、その意味では、何が幸せなのかはやはりわからないなと思います。
弟ヴォルフガングと鼻歌でハミングしあい、音が結びついた瞬間にピアノに駆け寄り、楽しそうに音を作り始める二人。そんな環境において、やはり彼女にはその道しかなかったし、なにより音楽が好きだったであろうことを考えると、「もし」はないのです。

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