『アマデウス』

原題:Amadeus
1984年(140分)/ディレクターズカット版2002年(160分)/アメリカ

1823年の冬の夜、一人の老人が自殺を図り、精神病院に連れて行かれる。そこで彼は、神父に対してある告白をする。老人の名はアントニオ・サリエリ。皇帝に仕える宮廷音楽家であった。その彼が、「モーツアルトを殺したのは自分だ」といい、出会いから死までのいきさつを語る。

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とてもよかったです。音楽やオペラにまったく疎い私でも、映画のオペラのシーンやモーツアルト(トム・ハルス)の指揮の姿など、耳にも目にも心地よかったです。
モーツアルトのあの高笑いや立ち居振る舞い、彼のつけていたかつらなど、本当にこうだったのかしらん?と疑問に思わないこともないけれど、決して不自然ではなく、かえって天才と秀才のコントラストを際立たせていたと思います。
天才を前に苦悩するサリエリの気持ちもまた、よく伝わってきました。憎めば憎むほど、彼の才能と音楽のすばらしさを認めることになり、そのすばらしさを見抜く力がなければ苦悩はないが、同時に神の音楽を感じることもできなかったであろう・・・そんな矛盾に苦しんでいる様子が理解できました。醜い考えや思いが自分の中にわきあがってしまうことを知っていながらなお、聞かずにはいられなかったモーツアルトの音楽。一番の理解者でありながら、モーツアルトを最も苦しめる存在でもあったサリエリ。二人の音楽を一度じっくり聴いてみたい、そんな気分になりました。

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