『縞模様のパジャマを着た少年』

原題:The Boy in the Striped Pajamas.
2008年/アメリカ/94分

2006年に出版されたジョン・ボインの小説を原作とした映画。

8歳の少年ブルーノは、父親の仕事の関係で大都会ベルリンから田舎へと引っ越す。そこは、友達も学校もなく、探検好きなブルーノにとっては退屈で仕方がない。あるときブルーノは、母親からきつく禁止されていた裏口を出、探検に出かける。そこで、フェンス越しに縞模様のパジャマを着た少年シュムールと出会い、友達になるが・・・。

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少年二人の演技がなんともいえないです。シュムールのいつもどこか悲しそうな目や、将校に怒鳴られたときのおびえた表情には胸が痛くなりましたし、ブルーノの子どもならではの残酷な発言も、まっすぐな彼の目から、8歳の少年の純粋な疑問であり、決して悪気がないことがわかります。
特にブルーノは、両目のアップのシーンがいくつかあるのですが、そこから彼が何を得て、何を考えたのかが伝わってきます。

フェンス越しのシュムールが、明らかに暴行を受けたことがわかる顔をすっと上げるシーンがあるのですが、メイキング・シーンで製作者が、そのシーンのあとでは、みんな一息入れる必要があった、みんなそのシーンに耐えられなかったと言っていました。作っている当事者たち、作り物であることを一番良く知っている人たちでさえ、そうだったのかと思うと、目頭が熱くなりました。

しかし、なんで英語なんだろう。アメリカ制作だからというのはわかるけど、例えば、日本が舞台で日本人が登場人物の映画を、中国語や韓国語で見るみたいなかんじでしょう?違和感たっぷりです。あれがドイツ語だったら、もっともっと臨場感がでるのに・・・。その点だけが残念です。

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